TOPICS幸栄商事トピックス

猛暑の厨房環境

 今年も報道で酷暑という見出しが賑わい、高温多湿の厳しい時期となっています。

熱中症とコロナという二重の苦難に対応していくには、根性だけで乗り切る事なんて大変ですね。

可能であれば暑い状況を避けつつ自粛活動などで予防する方法もあるでしょうが、生きていく上で仕事をする以上は

避けられない状況におかれている人が大半でしょう。特に厨房で調理などのお仕事をされている方は大変な

環境下で頑張っていらっしゃる事と思います。実際に弊社のお客さまも必死に自店を守る為に、文字通り

汗水流してお店に立たれています。本当に頭が下がる思いです。

 最近、厨房の空調に関して設備業者さんと話す機会があり勉強させてもらいました。

内容に関してはここでは触れませんが、なるほどと気付かされた事が多くありました。

興味がある方は調べてみて下さい。自然に抗う為に様々な機械が連動して機能させている事がわかります。

仕事柄、工事現場の状態から携わる事が多いのですが、夏場の現場は持ち歩く図面も湿気でフニャフニャになります。

当然そんな環境下では、店舗の営業どころか長時間居座ることもままになりません。

そんな自然の環境を空調設備が補って過ごしやすい環境に補正しているからすごいですね。

ただ、厨房は常に加熱調理を行い、水も大量に使用し周囲も濡れてしまい、人間が発する熱もあり、環境としては厳しい場所です。

夏・冬という暑い・寒いの差も、厨房という特殊環境下での高温多湿も、煙や臭いの除去も考慮しなくてはならいうえ、コスト抑制という足枷もあります。

例えれば、炎天下に窓を全開にしてエアコンをつけている車の車内みたいな環境が多いのも現実です。

欧米の様に厨房が広く天井も高く、比較的温度も快適で、湿度も制御された厨房が日本にも多く普及してくれれば

調理場の方々の安全に大きく寄与できるのでしょう。そもそも厨房は1時間に45回転もの換気を行い、気温35℃(冬はマイナス)に達する外気を取り入れ

なくてはならいしくみで、空調設備の重要性は非常に大きいといえます。

 これからも我々は日々勉強し、さらに多方面にも目を向け、より良い店舗づくりに貢献していきたいと思います。

 

 

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