10月16日は「世界食品デー(World Food Day)」です。日本ではあまりなじみが無いと思いますが、毎年祝われる国際的な記念日で、1979年に設立され、国際連合の食糧農業機関(FAO)が主催しています。世界中で飢餓や栄養不良の問題に対する意識を高め、持続可能な食糧生産と消費の重要性を強調するための活動が行われます。
この日には、さまざまなイベントやキャンペーンが実施されることが多く、国際的な会議、教育プログラム、ボランティア活動などが行われ、食糧問題の解決に向けた取り組みが促進されます。テーマは毎年異なり、特定の課題や重要なトピックに焦点を当てることが多いです。
例えば、2023年のテーマは「水と食料の持続可能な未来を築く」でした。このテーマは、食料生産における水の重要性や、持続可能な水管理の必要性を考え、食料と水に関する意識を高め、行動を促進する、とのことでした。
そして、2024年の世界食品デーのテーマは「持続可能な食料システム」です。このテーマは、人権としての食にスポットライトを当てて、食料の生産と消費が環境や社会に与える影響を考慮し、持続可能性を重視することを促しています。誰もが栄養価が高く、手頃な価格で、安全で持続可能なさまざまな食品にアクセスできる必要性について、世界中で意識を高める目的です。
日本では、毎年10月16日が世界食料デーだと告知されることは殆どなく、全国紙の新聞ですら報じられていないことが多いのが現状です。この日に関連イベントを放送するメディアも皆無に等しく、150ヶ国以上で祝賀イベントが行われているにもかかわらず、国際デーへの関心が薄い状況にあります。
日本は食に恵まれており、飢餓や食糧難の問題に直面することが、幸いなことにあまりない為だと思われます。
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